BRAND濃厚葡萄液

濃厚で香り高い
極上の贅沢品
富岡葡萄農園の濃厚葡萄液は、ぶどう栽培好適地で陽光をたっぷり浴びて育つぶどう3品種をブレンド。
甘味の強いベリーA、酸味と渋味が上品なブラック・クイーン、そして色鮮やかなベリー・アリカント。
これらを収穫と同時に品種別に搾汁し、大釜で加熱。
この原液を半年以上ねかせてコクとまろやかさを引き出し、瓶詰めごとにブレンドして味を調整します。
他社の製品に比べ、また赤ワインと比べてもポリフェノールがとても多いのが特徴です。
厳選された3種類の葡萄をブレンド
葡萄は結実するまでは低農薬。そして結実してからは、ほとんど無農薬で自家栽培。
その厳選した3つの葡萄を絶妙なバランスで配合し極上の1本ができあがります。
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ブラック・クイーン
ワイン用。渋みとこくのバランスに特徴があります。
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ベリー・アリカント
ワイン用。色は濃い紫色でバランスのとれた味です。ワインの着色用に用いられます。葉の紅葉は特にきれいです。
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マスカット・ベリーA
ポピュラーな生食、ワイン共用。甘みが強く、果肉がしっかりしています。
昭和初期から変わらぬ手作り製法
-はじまりは明治初年に男爵富岡敬明が植えた葡萄から-
仕込み
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収穫
甲府盆地が紅葉に染まる頃、ぶどうの状態をみながら収穫します。葡萄液に使用するぶどうは、「見た目」にあまり気を使う必要がないので、結実してからはほぼ無農薬で栽培しています。
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選別
収穫したぶどうは潰す前に一房づつチェックしてきれいなものだけを選びます。
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破砕、徐梗
選別した葡萄を破砕徐梗機にかけて潰します。潰したぶどうは大きな蒸気釜で加熱処理します。
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加熱
加熱するとだんだん鮮やかな色に変わってきます。
発酵を防ぐために手早く処理しなければならないので、このときは家族総動員で大急ぎで作業しています。 -
圧搾
潰して加熱したもろみを布袋に移して、圧力をかけて搾ります。
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熟成
圧搾した果汁をタンクに移して密閉、約半年から2年間寝かせて熟成させます。熟成するうちにとてもまろやかで芳醇な味になります。ポリフェノールも多くなります。
瓶詰め
3種類の原液の味を確認しながら、ブレンドし蒸気釜で加熱します。
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リンサー、充填
瓶を熱湯で洗浄します。
瓶にジュースを充填します。 -
打栓
王冠による打栓を行います。
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殺菌
瓶詰め打栓後、殺菌槽に入れ蒸気で殺菌を行います。この後ラベルを貼って出荷となります。
味覚と成分の比較
市販の赤ブドウジュースとの成分比較
品名 | pH | 糖度 | 酸度* (g/100ml) |
ポリフェノール含量** (mg/100ml) |
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A | 濃縮還元 | 3.25 | 12.4% | 0.54 | 131 |
B | 濃縮還元 | 3.52 | 12.5% | 0.33 | 50 |
C | 濃縮還元 | 3.26 | 11.1% | 0.32 | 88 |
D | 濃縮還元 | 3.19 | 13.9% | 0.61 | 159 |
E | 濃縮還元 | 3.15 | 12.3% | 0.45 | 96 |
F | ストレート | 3.31 | 16.3% | 1.05 | 222 |
G | ストレート | 3.49 | 16.1% | 0.34 | 184 |
当農園 | ストレート | 3.29 | 17.3% | 0.96 | 333 |

*酸度は酒石酸として算出
**ポリフェノールは沈食子酸として算出
データ提供:2000/11/16 山梨県工業技術センター